日本人がNBAの舞台から消えてから、14年あまりの月日が経ちます。今までNBAのシーズンの舞台に日本人が立ったのは、田臥勇太選手が2004にSUNSの選手として4試合のみ。なんとも寂しい現実です。日本人は人種が違うから?体格が違うから?そんな事はないと、自分は信じています。NBA選手になるために必要になるために必要な要素、ステップとは、なんだろうか?

NBAの入り口は、ドラフトかサマーリーグ

ドラフトは、注目も非常に高く、メディア、SNSなどでは、様々な議論も行われおり、主に目玉の新人を獲得する場となっています。簡単にドラフトの流れを説明すると、各チーム、順番に1名ずつ使命を行い、合計2人×30チームの60人が名を連ねます。低迷したチームは早い順番での指名権を得れるため、良い選手を獲得する機会になります。選手がフランチャイズ・プレイヤーとして大きく活躍する事は、チームの活力につながるため、ドラフトで各チームがどの選手を選ぶのかは非常に重要です。

指名される可能性のある有力な選手は、会場に詳細され、家族や大切な人と共に、ドラフトの行方を見守ります。無事指名され、ダボダボのスーツにチームキャップをかぶりコミッショナーと握手する様子がなんとも初々しいのですが、ドラフトが行われている最中でも裏ではすでにトレードの話が動いていたり、各チームがドラフトにかける思いは尋常ではありません。また、トレードの際に、指名権なども交渉のテーブルに上がるなど、ドラフトは重要な意味を持つのです。

シカゴに希望の光をもたらしたデリック・ローズ

Dローズは地元のシカゴ・ブルズに全体の1位指名され、ブルズ入りを果たしました。(同期はラッセル・ウェストブルックやケビン・ラブなど)結果、2年後にチームは躍動し(シーズン72勝をマーク)、最年少MVPを獲得し、名実ともにフランチャイズプレイヤーとして名を残しました。Dローズの活躍についても記事を書きましたので、見てみてください。

ドラフトにかかるために

まず、ドラフトにかかるためにはそれ相応の功績が必要です。上位に占める選手は、アメリカの有名高校に所属し名をあげたものに限定されます。海外ですと国のトップの逸材にならなければドラフトにかかる事は難しいと言えるでしょう。現状の市場を考えても、日本の高校の全国大会を優勝したくらいではスカウトの目にも止まらないため、事実、アメリカで実績を残してスカウトの目に止まる活躍をするしか現状は道は開けないと思います。NBA選手になった田臥選手は、ハワイの大学に留学をしましたが、単位などの関係で2年間は出場できていなかったりと決して順風満帆なアメリカ留学とは言えないでしょう。本当にNBAで活躍したいという目標があるなら、遅くとも高校から留学をする必要があります。

選手として技術は大前提だが、高いコミュニケーション能力も重要。

NBAで活躍するということは、NBAの文化に馴染む必要があります。近年、日本人がMBLで活躍をし始めていますが、バスケが野球と違うのは、チームによって自分の役割を大きく変更する必要があり、密なコミュニケーションが要求される点と言えるでしょう。戦術は秒単位で変化し、アイコンタクトで相手の考えていることを理解しなくてはいけません。チームにも自分の能力を意思表示していかなければいけない。そう、高い理解力と意思表示の力が必要なのだと思います。それは、一朝一夕では難しいな、というのが留学をしていた自分は痛いほどわかります。

NBAで活躍しているアジア人、ジェレミー・リンから学ぼう

自分はアメリカ留学期間中(バスケではなく、グラフィックデザインでだが)、英語がわからず、溶け込もうともせずという期間が長かったです。ただ能力のみをだそうとしても、相手は決してわかってくれないものです。雰囲気で伝える日本人的思考のままでは、到底NBAの世界では生き残っていけないでしょう。参考になるのはジェレミー・リン。彼は、アジア人ながらNBAで活躍している選手だ(今は膝を怪我している)。彼が作った動画(How to fit in NBA / NBAにどうやって馴染むか?)は、冗談半分で演じているけれど、「郷に入れば郷に従え」の精神で、重要な事だと思います。

動画では、「コミュニケーション」「ファッション」「音楽」等について、NBAに馴染むために何をしているのかなど、実際に活躍する有名選手と演じている。リンはNBAに入る前もしっかりと戦略を練り、注目を得るために戦略的に動いていて、是非、参考にしてほしい選手です。注目されないプレイヤーは、NBA選手にはなれない。成績を残すのは大前提だが、それ以上にチームに貢献する商品であることを頭に入れておく必要があると思います。

まとめ:アメリカ国内でも壮絶な争いがあるのに海外選手はさらに厳しいという現実

NBAが身近なアメリカ人でさえも、壮絶な競争に勝ち抜いたもののみが入れるNBAの世界。ましては、アジア人がNBAの世界に入るなど相当難しいことはわかったが、技術はもちろんのこと、まずはNBAの文化をしっかりと理解して浸透する必要があります。やはり個としての魅力が不可欠なので、自分に足りないものはなんのか、しっかりと見極めて伸ばしていく必要があるかと思います。

次回は、NBAのサマーリーグについて書きたいと思います。

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