最近、ネット界隈で賑わいを見せているALS Ice Bucket Challenge
アイス・バケツ・チャレンジ。

そもそもなんなんだ、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するために、始まった運動らしい。指名された人は、氷水をかぶるか、米国ALS協会に寄付しなさいという、運動だ。詳しくはWikipediaで。

悪ノリだ。アメリカ人はこういうの大好きだ。

悪ノリというと、昔のチェーンメールに近い感じなのかな。(今も、チェーンメールとかあるの…?)このメールを今から何時間の間に五人に転送しろ、しなければ不幸な事が…的なやつ。

この運動に不快感を示す人も少なくない。
やるやらない、は個人の自由だし、それぞれの理念に基づき行動すれば良いと思うから、とやかくいう必要もない。

現代らしいマーケティング手法

今回のブログは、参加側ではなく、このキャンペーンをしかけた側から物事を少し見てみたい。もちろん俺はさらっとしか知らないので、予測に基づく事が多いので、そのつもりで…

1. アイデアの組み合わせが上手い

んで、アイス・バケツ・チャレンジはあの悪ノリのアイデアと寄付行為を掛け合わせた非常に上手いマーケティング手法だと思う。
あれが、ただの悪ノリで氷水をかぶって指名するだけなら、あれだけ拡散しない。逆に、ALSを支援しますという宣誓だけして動画をアップするという決まりなら、堅すぎて誰もやらない。悪ノリと寄付行為のかけ算をしたから、あれだけ面白がってみんな動画をアップしたよね。

2. 動画の拡散性を上手く使う

動画をアップするという行為も現代っぽくていい。拡散もしやすかったんじゃないかな。

その動画自体が、広告になる。普通の人のは身近な人への拡散になる、著名人はマスへの拡散になる。多分だけど、著名人にもお金払っていないんじゃないかな。(これで、著名人に支払ってたら興ざめ…)

3. 手頃にできる環境が整った

この時代だからこそ、動画をインターネットに上げる事が誰でも気軽にできる。Instagram、YouTube、VineなどをFacebookやTwitterで拡散する。自分たちのできるツールでやりたいようにできるのが良い。だからこそ、これだけ拡散できたのだと思う。

上に載せているビルゲイツだって自分で動画作ったんじゃないかな。めちゃくちゃクオリティ高いけど、ビルゲイツなら氷水かぶらねーだろ、ってのがそもそもあって、そこにこんだけクオリティ高いもの作ってぶっこんでくるという、悪ノリに悪ノリで返すとこが面白い。

4. お金の集め方、捉え方が変わる?

基本的にフリーでここまでALSをみんなが少しだけ気にかけた。これだけでもこのキャンペーンは成功だ。どっかの広告代理店が絡んでいるのかな??

例えば、何もない学生とかが初めてこれくらい話が大きくなって、これだけ寄付が集めれば、お金の捉え方も変わってくる。コンテンツと伝える方法が良ければ、少額ずつでもいろんな人に助けてもらって、大きい動きが生まれる。

クラウドファンディングもそうだけど、お金に対してある所からちょっとずつもらえば、できるじゃん。って流れになっている。

批判も含めたマーケティング

今回、ここまで大きくなったのは運も作用していると思うが、批判やこんなブログが出てくる事まで予測し、人の心理をうまく利用した非常に上手いマーケティング手法だなと思う。だた、お金かけてやったじゃないから、アイス・バケツ・チャレンジは好感が持てるなぁ。勉強になります。